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豆知識:過敏性腸症候群(IBS)irritable Bowel Syndrome

現代人は誰でも少なからずストレスを受けながら日々生活しています。mame_chou.gif
リストラ、サービス残業、上司や部下との複雑な人間関係などサラリーマンのストレスについては言うまでもありませんが、
それは決してサラリーマンだけの問題ではありません。
主婦には家庭内の悩みがあり、受験生はみな大変なストレスを抱えていることでしょう。
また最近では他人とうまく遊べない小学生も多く、ストレスからくる子供のうつ病なども珍しくはありません。
このように幅広い年齢層において、ストレスとのかかわりは日常のことになっているのです。

 このようなストレスにより近年[過敏性腸症候群(IBS)]になる人が増えています。
発症頻度としては20~30代の若年層に多いのですが、50~60代にも少なくなく、年齢分布として二峰性を示します。

 過敏性腸症候群は通常の消化管検査では潰瘍や癌などの器質的障害がどこにも認められないにもかかわらず、
主として腹痛、便通異常が慢性的に認められる病態であり、世界的な診断基準であるRome II では表1のように定義されています。

表1:過敏性腸症候群(IBS)のRome II 診断基準

腹痛あるいは腹部不快感が12ヶ月の中の連続とは限らない12週間以上を占め、下記の2項目以上の特徴をしめす

1.排便によって軽快
2.排便頻度の変化で始まる
3.便性状の変化で始まる

 過敏性腸症候群の原因は今でも明確ではありませんが、ストレスによる消化管の知覚過敏によって起こる消化管運動の機能異常
であると考えられています。いわばの痛み」が「おなか」に現れる機能的疾患
です。
症状は主に便通異常です便秘型、下痢型、便秘と下痢を交互に繰り返す不安定型があり、腹痛を伴う場合が多いようです。

「通勤や通学の途中でおなかが痛くなり何度もトイレに駆け込む」
「知らない場所ではまずトイレの場所を確認しないと安心できない」
「試験や重要な会議中に便意を我慢することになり集中できない」

などという深刻な悩みを抱えています。

 性格的には神経質で内向的、几帳面、完全主義で責任感が強い、マイナス思考のタイプがなりやすいと言われます。
また女性のほうが若干かかりやすい傾向があります。

 さて、アカメガシワという植物をご存知ですか?
アカメガシワは本州、四国、九州、南西諸島から朝鮮・中国・台湾に分布する落葉の高木です。
このアカメガシワの樹皮のエキスが過敏性腸症候群のうち持続性下痢型、つまり下痢症状を主体とするものに最も有効
あることがわかっています。また便秘下痢交代型にもかなりの効果をあげています。
本症の薬物療法としては、下痢には下痢止め薬、便秘には便秘薬といった治療法では全く意味がなく
いかに腸管の機能異常を正常化し自然の排便リズムにもっていくかが重要です。




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